アミール・ナデリ監督が日本の俳優に喝!TIFFマスタークラス

 

 

10月25日から11月3日まで開催された「第31回東京国際映画祭」。

若い映画ファンや次世代を担う若手映画作家に向けたセミナー形式のイベント「TIFFマスタークラス」が今年も好評でした。

その中のひとつ、イランの名匠アミール・ナデリ監督による「演劇論とワークショップ」が10月29日に行われました。

 

 

 

 

アミール・ナデリは、『駆ける少年』『水、金、砂』でナント三大陸映画祭グランプリを受賞するなど、世界を股にかけて活躍する映画監督。 これまで100カ国以上でワークショップを開いているナデリ監督のワークショップは、受講生のみならずオーディエンスをも飲み込んでしまう白熱ぶりでした。

 

 

 

 

 

 

 

2011年には日本を舞台に西島秀俊主演で『CUT』製作するなど、日本映画に造詣が深いナデリ監督。

日本映画の名作を次々紹介、そして細やかな部分まで解説しながら「“一体、自分は何者なのか”。それを常に自分自身に問いかけてほしい」と、俳優としての“覚悟”を語りました。

 

 

 

 

 

 

久松猛朗フェスティバル・ディレクターによると、俳優に向けたワークショップを行うのは、東京国際映画祭ではこれが初めてとのこと。

映画の未来をあらゆる方向から捉えた、意義深いワークショップとなりました。